心臓病は犬や猫に多くみられる病気です。早くて8〜9歳でかかりますが、特に10歳から気を付ける必要があります。さらにキャバリア・キングチャールズ・スパニエルや小型犬(チワワ)などに好発します。
徳島の動物病院である当院では、専門医による診察体制や最新設備を整え、心臓病(心雑音)の診療を行っております。
今回は、徳島で心臓病が診られる動物病院をお探しの方に向けて、心臓病や心雑音について詳しくご紹介します。
■目次
1.心雑音とは?専門医が解説するペットの心臓病の基礎知識
2.要注意!愛犬・愛猫に現れる心雑音のサイン5つ
3.徳島の動物病院で行う心雑音の検査と診断方法
4.心臓病の治療法
5.予防が大切!徳島の獣医に学ぶ心臓病を防ぐ日常ケア
6.徳島で心臓病(心雑音)をみてもらう際は当院にご相談ください
7.まとめ
心雑音とは?専門医が解説するペットの心臓病の基礎知識
心臓はポンプのような働きをしていて、心臓が拍動するときに血液が逆流しないよう、弁が開いたり閉まったりします。この弁の開閉の際に生じる音が「心音」で、何らかの原因で血液の流れが乱れると、心雑音が生じることがあります。犬も猫も心雑音が発生するメカニズム自体は同じですが、犬では僧帽弁閉鎖不全症や拡張型心筋症に、猫では肥大型心筋症に伴って心雑音が聞かれるケースが多くみられます。
要注意!愛犬・愛猫に現れる心雑音のサイン5つ
以下のような症状がみられる場合は、心雑音のサインである可能性が考えられます。・咳が増える
・食欲不振や体重減少
・運動を嫌がる(運動をして息切れしやすくなる)
・むくみや腹水がたまる
・突然の失神
また、かなり悪化しないと出ない症状ではありますが、胸を触ったときに、スリル(振動していることが触って実感できる)を感じられるケースもあります。
徳島の動物病院で行う心雑音の検査と診断方法
徳島の動物病院、林獣医科病院では以下のような順番で検査をして診断を行います。①聴診器による基本検査
②レントゲン検査
③心エコー検査
④心電図検査
⑤血液検査
心臓病の治療法
心臓病の治療法は、主に4種類あります。・薬物療法
・食事療法とサプリメントの活用
・運動管理、体重管理
・手術
ただし、犬や猫の心臓は非常に小さく、大学病院や心臓外科を専門に行っている動物病院など、手術を行える病院は限られています。そのため、当院でも心臓病の手術が必要だと判断した場合には、心臓病の手術が受けられる他院様をご紹介させていただいております。
予防が大切!徳島の獣医に学ぶ心臓病を防ぐ日常ケア
日頃から以下のようなケアを心がけることで、心臓病を予防しましょう。・適切な食事管理と体重管理
・定期的な運動
・ストレス軽減のための環境づくり
・定期健康診断をうける
徳島で心臓病(心雑音)をみてもらう際は当院にご相談ください
心臓病(心雑音)をみてもらう場合には、専門医による診察体制や最新設備(エコー、心電図、レントゲンなど)の有無などをよく確認しましょう。また、心臓病は末期になると、治療を行っていても急変することがあります。そのため、診察時間内の緊急体制が整っているか、セカンドオピニオンの受け入れが可能かどうかも重要になります。
当院では、循環器疾患を専門とする獣医師を定期的にお招きし、各種検査によって心臓の正確な病態を把握し、状態や飼い主様のご意向を踏まえた治療計画をご提案しています。そのため、徳島で心臓病(心雑音)の診察ができる動物病院をお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
犬や猫の心臓病は基本的に進行性で、治療を行っても完治が難しい病気です。そのため、定期的に健康診断を受け、早期発見・早期治療に努めましょう。また、こちらでご紹介した内容を参考に、万が一愛犬・愛猫に心雑音のサインがみられた場合は、なるべく早めに動物病院を受診するようにしましょう。
犬や猫、小動物(ウサギ、フェレット、ハムスター、鳥、ハリネズミ)など幅広い動物の診療を行う動物病院
『林獣医科病院』
住所:徳島県徳島市南島田町2丁目119-2